リレー随筆コーナー
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ベートーヴェン「ヴァイオリンソナタ第5番・9番」 |
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Ludwig van Beethoven (1770-1827) |
EFとピアノ曲が続きましたので、少し弦楽の曲をご紹介します。 まずは、「G ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタナタ第5番と9番」です。 ソナタ第5番は、「春」と呼ばれていますが、1800年頃(彼が30歳の頃)に作曲されました。「春」という命名は彼自身によるものではなく、後日、誰とはなしに、そう呼ぶようになったそうです。 第9番「クロイツエル」は1803年の完成ですが、どちらの曲も、それまでの優雅さを身上とする「モーツアルト風のサロン調のソナタ」から脱皮した「二重奏ソナタ」となっています。 |
演奏は数多く有りますが、僕が好きな演奏は、当時ウィーンフィルのコンサートマスターだったボスコフスキーと。リリー・クラウス(ピアノ)のデュオによる、一寸古いですが1955年の録音(SGR-8013)です。 どうかこの格調高い演奏をお楽しみください |
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