リレー随筆コーナー

クラシック超入門 F

モーツァルト「ピアノソナタ第8番」


末続 靖(12期)



Wolfgang Amadeus Mozart
(1756-1791)

このピアノソナタは、モーツァルトのピアノソナタの中では珍しく短調で書かれていますが、この曲は丁度彼が母親を亡くした頃に書かれていて、その頃の彼の人生が反映されていると言われています。

以前、本稿の「クラシック超入門@リパッティー」で、彼の「バッハ/主よ、人の望みの喜びよ」の演奏をご紹介しましたが、そのリパッティーが、このソナタでも素晴らしい演奏を残しています。

僕はこの彼の、「涙が出るような」第二楽章の演奏が大のお気に入りで、もし「無人島に行くとしたら、何の曲を持っていくか?」と問われたら、間違いなくこの演奏を選ぶでしょう。

You Tubeで、「モーツァルト・ピアノソナタ第8番・K310、ディヌ・リパッティー」にアクセスして、その素晴らしい演奏をお楽しみください(これは、ブザンソンでの、彼の「告別演奏会(1950)」での録音です)。
 

    


編集部 SUEのクラシック超入門Fが送られて来ました。

カッパさん、
超クラシック入門F
モーツアルト「ピアノソナタ第8番」を、お送りします。
宜しくお願いします。

これは日本郵便の切手ですよ

(2024/3/13・かっぱ)

何で、日本郵便が、モーツァルトの切手を発行したのでしたか?末

日墺国交140年の年が2009年だと。
その記念切手ということ。


発行されたシート

(2024/3/14)


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