随筆コーナー

コミュニケーションゲーム作ってます!


酒寄由子(30期)


30期の酒寄由子(旧姓高木)です。

夫とふたりで「ツナグヒラク」というユニットで活動していまして、コミュニケーションゲームを作っています。ビデオゲームとかではなく、カードを使ってリアルな場で行うものです。コミュニケーションゲームといっても色々なイメージがあると思うのですが、私たちは「言葉で何かを表現することがメインで、勝ち負けよりコミュニケーション自体を楽しむゲーム」と考えています。

ゲームでのコミュニケーションというとゲームに関係ないおしゃべりか、ゲーム世界の架空の世界の話がほとんどだと思います。でも、私たちの作るゲームでは、架空の世界ではなくてリアルな自分の経験や、自分の考えでのコミュニケーションを大なり小なり絡めています。それによって、楽しい時間を共有しながら、お互いの人となりや日常を感じて、心の距離が少し縮まるといいなと思っています。

◆対話型スゴロク シャベロク(家族編、立志編)
スゴロクの中でいろいろな出来事が起きます。
次々に起こる出来事に対して自分はどうするかを話していくことで、自分の隠れた一面に気づいたり、他の参加者との会話で視野が広がったりします。親しい仲間でやっても盛り上がりますし、多世代でプレイするのも面白いようです。家族編では結婚から50年、立志編では高校卒業あたりから30歳過ぎぐらいまでを疑似体験していただけます。

◆みんなでドラマをつくろう アフレコ
全員で協力して一編の面白いドラマを作るカードゲームです。アクションカードの演技にセリフをあて、みんなでつないでいきます。楽友の仲間でやったこともあります。思いもよらないドラマができました。

◆ニーズにピタッと!ココロにググっと! キャッチ
新商品を企画してキャッチコピーを考えるゲームです。
最初に自分のリアルなお困りごとを話します。
自分以外のお困りごとの中から1つ選び、それを解決できる商品を企画して、キャッチコピーを作ります。困っていた方に向けてのアピールが成功すれば成功です。

ゲーム会などもできますので、お気軽にお声がけくださいね。

詳しくは、ツナグヒラクのホームページをご覧ください。
https://www.tsunahira.com/

(2023/1/23)

    


編集部 酒寄由子さんの原稿が届きました。Facebookで「カードを使ったゲーム」を紹介しています。令和の時代には珍しい遊びです。皆さんに知ってもらおうと、原稿を頼みました。

寅さんの帝釈天というと、由子さんを思い出します。(2023/1/23・かっぱ)


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