リレー随筆コーナー

1970年(111年)三田会 卒業50周年に寄せて


川村和男 (15期)


今年3月31日は、慶應義塾大学卒業50年記念パーティ開催日でしたが、新型コロナウイルスの為に延期となりました。(早くて9月頃に開催?)

終戦後のベビーブームで「団塊の世代」と言われ、特に昭和22年生まれの我々同期生は日本で一番人数が多い年代です。その卒業50周年を元気に迎える事が出来ました。

1963年12月15日 若杉弘先生指揮の楽友会 第12回定期演奏会で初めてオーケストラの伴奏で「シューベルト ミサ曲変ホ長調」を歌いました。高校1年生で、生涯忘れられない感激を体感しました。以来、合唱は趣味として人生の大きな楽しみとして、充実した日々を過ごしております。

高校楽友会、大学楽友会の合唱活動を通して良き先輩、良き同期、良き後輩に恵まれ、若杉弘先生、岡田忠彦先生の厳しく熱心なご指導をいただき、恵まれた幸せな時間を過ごさせていただきました。 

このご縁を大切にこれからも、豊かなシニア生活を過ごしたいと念願しています。

写真を添付します。
 @ 慶應義塾楽友会  第12回定期演奏会 神田共立講堂(1963年12月15日)
   メインステージ:シューベルト「ミサ曲変ホ長調」 
   指 揮:若杉 弘
   独 唱:志賀朝子、木村宏子、中村健、沢田文彦、築地利三郎
   管弦楽:日本室内管弦楽団

 A 「2020年 輝くわれら」小冊子
    「今を楽しむ仲間たち」インタビュー記事に掲載されました。


PS 「かっぱ」さんの幼稚舎以来の親友Nさんとは、田園テニス倶楽部でテニスをご一緒しています。ご縁が有ります。

    

追 記(5/10)

2019年5月5日、ラフォルネジャパンに「丸の内フェスティバルシンガーズ」の団員として参加し、東京国際フォーラム広場で、本番直前にデモンストレーション演奏を行いました。

曲目はヴェルディ作曲歌劇「椿姫」から乾杯の歌。ソリストパートも団員数名で歌い、全員がアマチュアです。無伴奏、屋外、拡声器無しの青空会場でしたが、大勢の聴衆から沢山の拍手をいただきました。

合唱仲間の鈴木一夫氏のFacebook動画より

⇒ 乾杯の歌(Video)へ 

今年は新型コロナウイルスの為に「ラフォルジュルネ2020」は中止になりました。早く自由に歌える日々が来て欲しいものです。

会場で指揮者の井上道義氏に50数年振りに会い。立話が出来ました。50数年前、六大学合唱連盟演奏会でヘンデル「メサイヤ」の練習指導をいただきました。

 


編集部 過日、卒業50周年の記念パーティが中止となり、当日、配布されるはずの記念小冊子が送られてきたとのメール連絡がありました。メールには小冊子の川村君関連記事他コピーが添付してあり、1ページは、誰か友人が書いた川村君紹介記事でした。

これは「マル秘?」と書いてあり、「楽友」には載せるなという意味らしいです。

そこで、何か一文書いて送るように依頼しました。「6日中には送ります」といい、今、本原稿が届きました。

テニス友達というのは何か特別な繋がりです。昭和一桁の終わりころ、ベニー・グッドマンは作曲家のゴードン・ジェンキンスとテニス友達でした。その関係からグッドマン楽団のクロージングテーマ”Good Bye”という大ヒット曲が生まれるのです。その”Good Bye”という曲が、前田憲男と私をメル友にしてしまいました。

(2020/5/7・かっぱ)

3日後、追記の原稿が送られてきました。↑の乾杯の歌Videoをご覧ください。

(2020/5/10・かっぱ)


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