リレー随筆コーナー
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2018年1月27日の総会で山本前会長の後任として10代目楽友三田会会長を拝命いたしました26期の藤田克己と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 まずは自己紹介をさせて頂きたいと思います。 慶應義塾大学(商学部)に入り日吉の新歓では真っ先にワグネル男声に向かいました。しかし歌声を聴くとあまりのレベルの高さと練習が週4回と聞いて自分には無理だなと断念。当時のワグネルは二期会との共演など100回定演直後のまさに黄金時代でした。そこで他の合唱団を探したところ楽友会にたどり着きました。正直言って当時は混声には興味がありませんでしたが練習が週3回ということと、混声だけど男声合唱もできると先輩から聞いて入団することにしました。 モツレクもミサ曲も知らずに楽友会に入った私は先輩から誘われるがままに男声カルテットにはまることになりました。28期の柳君がリレー原稿(2017年10月5日投稿)で書かれている伝説のカルテットの26期Fさんは私です。25期の茂原さん、川端さんに誘われて、24期のヨッサン(土井さん)や25期の佐藤一郎さんたちと、合宿やパーティの余興があるたびに歌ってました。この経験が自分の歌の技術向上と楽友会活動へのモチベーションにつながったのではないかと思います。
卒業して36年。2017年1月、ある飲み会が上野のレストランで催され久しぶりにカルテット4人中3人が揃いました。幹事役の柳君のたっての願いにより、28期の小瀧君にお手伝い頂きながら即興でカルテットを披露しました。学生時代の私たちの代表作でもある「夜明けのうた」を歌いました(写真1参照)。練習せずに人前で歌っちゃいかんなと反省しました(笑)。 楽友会ではベースのパートリーダーと技術委員長をやらせて頂きました。
1981年に大学を卒業し日本航空(地上職)に入社しました。 そのような中で山本さんから後任会長の要請を受けたわけですが、誰かがやらないといけないですし、山本さんから頼まれれば断るわけにはいきません。ある出来事を機に楽友三田会と距離を置くつもりでいましたが、お世話になった楽友三田会および楽友会に恩返しができる良い機会ととらえて会長を引き受けることにしました。難しい課題山積ですが、情報公開とプロセスの透明化を図りながら健全な会の運営に努めていく所存です。 皆さん、これからどうぞよろしくお願いいたします。(2018年2月5日) ■ ■ ■ ■ ■ |
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