慶應義塾大学混声合唱団楽友会

初の「サマーコンサート“○”」

2018/6/17


編集部 若山邦紘(9期)


5月25日に女声庶務の釜井さんから「サマーコンサート”○”のお知らせ」が来ました。これまで、夏の初めには「マリス・ステラ・コンサート」の案内が来ていました。大学楽友会の常任指揮者であった栗山文昭氏が関係する合唱団の合同演奏会でしたが、栗山氏が退任し、今年から新しい独自のコンサートを企画したのだと思います。

何と初の試み、大学楽友会と高校・女子高楽友会の合同ステージを企画したというのです。すぐにチケット取り置きを頼み、記念すべき歌声を聴きに行ってきました。

「青春讃歌」には胸の詰まる思いでした。思わずポケットからカメラを取り出し、一枚だけシャッターを切りました。その写真がこれです。お揃いのTシャツです。

そして、今日、釜井さんが2人の団員からのコメントを送ってくれました。(2018/6/25)


大学・高校合同ステージ 「青春讃歌」


幹事長 橋本裕平(64期)

初の試みであったConcert2018は梅雨の晴れ間に、たくさんの皆様方に見守られながら終演することができました。

また、高校楽友との久々の共演で松下耕氏の「ほらね、」、「青春讃歌」、そして「丘の上」や「若き血」といったカレッジソングを演奏いたしました。模索をしながらではありましたが温かいご理解とご協力の下で実現することができました。今後も演奏だけにとどまらない形での交流を考えていきたいと思っています。

今後は12月19日の定期演奏会に向けて一層の精進をしてまいりますので、温かいご支援を賜れましたら幸いです。

  

実行委員長 明田川未来(64期)

6月17日、楽友会コンサート2018”〇”を無事開催し、たくさんのお客様にお越しいただいたことを大変嬉しく思います。近年では珍しい日吉での単独公演、さらに高校楽友との共演となりました。

2月からこのコンサートに向けて準備して参りましたが、ほとんどが大学楽友会にとって初めての連続であり、あっという間に当日を迎えてしまいました。運営面等様々な点で至らない点があったかと思いますが、無事終演することができたのは日高さんをはじめとする多くのOBOGの方にお力添えいただいたおかげです。今後もこのような機会があることを願っています。本当にありがとうございました。

    

編集部 みなさん、慶應義塾楽友会の団旗を憶えていますか?楽友会が大学、高校の区別なく7年に亘るクラブだった頃の団旗です。

私が大学生の頃は、楽友会は文連に属さない独立団体でした。当時、幹事長だった佐野康夫さんは、楽友会が「慶應義塾大学文化団体連盟」に加盟し、大学公認の音楽団体になりたいという願いを持っていました。

ところが、文連に属するためには大学生のクラブでないとなりません。高校生がいては公認されません。文連は大学の組織なのです。これが、楽友会の大学・高校分離という道に入っていくきっかけになったのです。そして、1965年度には名称も「慶應義塾大学混声合唱団楽友会」と変更したのです。

「混声合唱団」に特化したのは、男声合唱団、女声合唱団はそれぞれワグネルの合唱団が文連に属していて、混声合唱と謳うことでワグネルとの区別化を図ったのです。その結果、1961年の楽友会の演奏会から、男声合唱、女声合唱が姿を消したのです。このような苦渋の選択をして文連に加盟したのです。

高校においては、1963年から教育指導要領の改訂で、クラブ活動に単位を出すようになりました。成績の対象となったのです。そのためクラブ活動は学校が管理運営をすることになりました。こうして大学・高校それぞれの事情が重なり、いわゆる「分離」となったのです。しかし、提携活動が否定されることはなく合同練習も定演における合同ステージも継続されていました。

運動部を公式に統括するのは、慶應義塾體育會です。古い伝統のある部では、例えば柔道部は大学、高校、普通部、中等部がつながっていました。体育会は文字通り大学だけのものではなかったのです。高校や普通部では監督は大学の各部から派遣されました。

「慶應義塾体育会」には大学の2文字がありません。慶應らしいところだと思いませんか?福沢先生の時代からの「先ず獣身を成して而して後に人心を養う」という教えのもとに明治25年に7つの運動部をもとに作られたと言います。あらためて、慶應義塾楽友会という組織があったことを皆さんに知ってもらいたいと思います。

楽友会創立30周年記念(数え年で)である1977年度に編纂された名簿には慶應義塾楽友会名簿と書かれ、
@ 慶應義塾混声合唱団楽友会役員
A 慶應義塾高等学校・女子高等学校楽友会役員
B 楽友会OB/OG、大学現役生、高校生、オール楽友会の名簿
がある。すでに、大学・高校が分離して10年も経っているこの時期に「オール楽友会名簿」とは驚きませんか?

文連には「大学」の2文字が入っているのです。慶應義塾にありながら、一部に限られた小さな組織だと自らが宣言しているように私には見えてしまいます。

いつもメールをくれる釜井さんに会って来ました。(2018/6/25・編集部かっぱ)


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