慶應義塾大学混声合唱団楽友会

さわやかな秋のハーモニーin東久留米
 

岩崎慧一(57期・大学幹事長)


大学楽友会は去る9月25日(日曜)、さわやかな秋晴れの下、東京・東久留米市の「まろにえホール」にて同市の地域三田会(東久留米三田会)より依頼を受けたコンサートを行いました。この演奏会は同三田会が毎年(2005年〜)、塾内の音楽サークルを1団体招いて主催しているもので今年が7回目にあたります。

演奏は指揮・ピアノ含め全て現役団員60名弱で行う3部構成とし、第1ステージを2009および10年度の定期演奏会で演奏した組曲「見渡せば」と組曲「筑後川」からの抜粋曲、第2ステージはポピュラー・ナンバーの「春に」、「Ave verum corpus」、「ジェリコの戦い」、「ジブリメドレー」、「鴎」、「手紙」を取り上げました。最後の第3ステージでは今年12月の定演曲より2曲「煉瓦色の街」、「Take Him, Earth, for Cherishing」と「若き血」。そしてアンコールは「大地讃頌」で幕を閉じました。

終演後は東久留米三田会の方との懇親会を立食形式で同市内の「盛美教育文化会館」にて行い、その後は2次会もあり親睦を深めました。

当日は500名収容のホールが満員近く迄埋まり、過去最多の来場者数とのことでした。私たちとしても招聘コンサートという稀有な機会に加え、楽友会単独の演奏会で、近年途絶えていたシアターピース(演出付のステージ)の無い、オーソドックスな形の演奏会を経験することができた意義も大きかったのではないかと思っています。

今回の演奏会は楽友会としても初めて経験することばかりで、昨年10月下旬に依頼がきてから1年弱の短い期間に、さまざまな紆余曲折もありましたが、57〜60期の団員の力で大盛況の内に終えることができ幸いでした。

末筆ではございますが、東久留米三田会の皆様のご尽力をここに明記し御礼申し上げますと共に、この演奏会開催が今後の楽友会活動に一石を投じ、さらなる団の飛躍へと繋がればと思います。(9月28日)

    


東久留米 まろにえホール

    


東久留米三田会のスタッフの皆さん

    


リハーサル


ありがとうございました(クリックで拡大)