慶應義塾高等学校・女子高等学校の両校楽友会 

第50回高校女子高楽友会定期演奏会特集

高校・女子高校楽友会の歩み

阿波田 尚(高校13期)


・1948年(昭和23年)
慶應義塾高等学校に音楽教師として赴任された岡田忠彦先生により、
楽友会の前身である「音楽愛好会」が発足し、男声合唱を行う。

・1950年(昭和25年)
慶應義塾女子高等学校にも「女子高音楽愛好会」が発足。
慶應義塾高校音楽愛好会と提携し、混声合唱団として活動を始める。
創立を機にハイドンの「天地創造」全曲演奏し、後の楽友会の宗教曲演奏の礎となる。

・1952年(昭和27年)
高校OBの働きで、高校・大学合同の慶應義塾楽友会が正式に結成される。
常任指揮者として岡田忠彦先生を迎える。

・1956年(昭和31年)
早稲田高等学校グリークラブ、共立女子高等学校と共に「三校合唱サークル」を結成。
同年10月第1回合同演奏会を開催(昭和39年まで継続)。

・1964年(昭和39年)
高校楽友会単独の第1回定期演奏会を開催。以後毎年1回の定期演奏会を行い、今日に至る。

・1975年(昭和50年)
大学楽友会定期演奏会のアンコール曲として「青春讃歌」が初演される。
以後高校楽友会でも今日まで愛唱歌として歌い継がれる。

・1991年(平成3年)
岡田忠彦先生が定年退職され、根垣俊宏先生が慶應義塾高等学校楽友会部長に就任する。

・2001年(平成13年)
ゴスペラーズやハモネプ等の「アカペラ」ブームが起こる。これに伴い、従来の男声・女声・混声合唱とアカペラの双方が軸となる現在の活動スタイルが始まる。

・2014年(平成26年)
第1回から第49回定期演奏会までの卒業生は529名。
塾高生30名超・女子高生20名超の大所帯となり、第50回定期演奏会を開催。


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