提案とお願い

Ustreamの活用

編集部


皆さん、Ustreamをご覧になったことがありますか?

You Tubeは殆んどの方がご存知で、面白いビデオクリップを見つけて楽しんでいることと思います。本HPでもOSFのコンサートなどのビデオクリップをYou Tubeにアップしています。ただし、丸々公開というわけではなく、このサイトから見るか、あるいはURLを知っている人だけしか見ることができない「限定版」を使用しています。

2007年、Ustreamというプラットフォームができました。リアルタイムでビデオを配信したり、ビデオカメラをPCにつないで、ネット経由で配信が無料でできるようになりました。どこかにビデオカメラをかついで出掛け、現場からのビデオ中継ができます。

編集部主幹はこういう新しいツールに眼を光らせています。「Ustreamの会員になって、演奏会の中継をやったり、種々の行事をリアルタイムで遠くの楽友でもインターネットで見られるようにしたら面白い」と提案してきました。私もUstreamの存在は知っていましたが、見たこともありません。アメリカの大統領選挙戦で盛んに使われたことは有名です。

その日のうちに、テストをしてみました。私の書斎の中継をUstreamに配信して、それをオザサ主幹に見せたのです。私も、別のPCから中継された画像を眺めながら配信しているわけです。おかしなことができるようになりました。

数秒実時間から遅れて届きます。Ustreamに送られた画像や音声は、どうやらかなり圧縮されて配信されているようです。その処理時間分遅れます。

一度、音楽のライブ中継をやってみないと、どんなことになるのか分かりません。と言っていたら、7月31日の午後に鷺沼教会で開催されたコーロ・エスプレッシーヴォのチャリティ・コンサートがUstream配信されました。Topicsでのお知らせには、その旨書いておいたのですがご覧下さいましたか?同教会ではいろいろな催しをUstream配信する設備とチームがあるようです。

2世代目のミルス・ブラザースを続けているJohn Mills IIから「明日の朝Streamingで出演するから」と知らせてきました。アメリカのネット放送局のMartini in the Morningという番組でライブで配信です。便利な世の中になりました。

でも、面白いツールで上手く使って成功すれば「楽友」の目玉にもなるかと思います。

    

しかし、アイディアは簡単に出せますが、実際に定期演奏会の中継をしようとなると、取材チームと機材が必要です。機材は一時的にお金の問題だけで片がつきますが、取材班・中継班を楽友三田会の中に作らないといけません。

「楽友」編集部はオザサ(4期)とカッパ(9期)の平均年齢76歳の年寄りです。この二人だけで何もかもやるのには限界があります。

より若い世代の楽友から、こんなお手伝いをしてくれる人を自薦・他薦していただいて、ビデオ中継チームができたら楽しかろうと思います。これまでに、たくさんの写真を撮ってアルバムを公開してくれている橋本英樹君や市川卓也君などには、われわれも感謝して画像を使わせてもらっています。そうです、一桁期の中にも写真を送ってくれたり、同期旅行のレポートを作ってくれたり、ありがたい協力者もいます。みなさん、よろしく、お願いします。

    

一度、Ustreamをご覧下さい。 ⇒ Ustream をクリックすると下の画面が出ます。

「試聴する」をクリック

実況がされていない時は録画のものが見られます。番組名が「gakuyu」のもとにいろいろな録画が保存され3ヶ月は見ることができます。ただし、これはテスト配信の録画を流しているので訳の分からないことをつぶやいたりしています。

右のPCが送信用のPCです。このカメラに写った光景はUstreamのプラットフォームに送られ、それがインターネットに配信されます。左のPCで配信されたテスト映像を眺めているところです。

紅葉のビデオはスマホで撮影しスマホから送ったものです。

サインアップをして、ユーザー登録とユニークな番組名を設定すれば、あなたのPCからビデオのライブ中継ができます。

 

    

Ustreamのメリットは何だと思いますか?実時間の中継ということがうたい文句です。ビデオを撮影してDVDに残しておくことはよくやることですが、編集という作業は大変な労力が要ります。通常は編集をプロに依頼してDVDを作ってもらいます。資料として保存しておくにはこのような方法が普通です。

本「楽友」でもAGFCやOSFのコンサートの様子はビデオで見られるようにしてあります。これは当日のビデオのラッシュから1曲ずつ切り出して、You Tubeで見るようなファイル形式にしています。すべて編集部の手仕事です。結構手間と時間がかかります。

ストリーミングというツールは実況中継ですから、編集も何もいりません。ただ、あるがまま撮影しながら流していればいいのです。素人でもやれそうな気がしています。中継が終わったらすべて終わりです。簡単でしょ?

演奏会の中継をしたら、地方で来られない楽友にも外出できない楽友にも中継で見てもらえます。楽友三田会関連の合唱団の責任者・事務局、そして、代表幹事の皆さん、いかがですか?面白いと思ったら若い人を巻き込んで中継班を組織してください。

自薦・他薦・アイディア提供など、何でも編集部にお寄せ下さい。(2011/7/19)(2014/12/7改訂)

編集部


現在は2015年、このページを初めに書いたのが2011年ですから4年が経過しました。世の中ではUstream以外にもストリーミング・ビデオのプラットフォームが出来ました。面白いのでユーザーが増えたからです。

その結果、最初はストリーミングしたものの録画が保存されていました。ところが、いつの頃からかUstreamは3カ月経つと消去されるようになりました。自分のPCに録画して保存しておかないと元も子もなくなってしまうようになりました。なんとまぁ、不親切なことになりました。ユーザーが増えて保存し切れなくなったものと思います。したがって、上記に書かれた録画をお見せすることが出来ません。

画面には「現在配信されおりません」と表示されます。基本的に録画を見るためのものではなく実時間中継のツールだから文句は言えません。(2015/10/27)

最近は高額の料金がかかるようになっています。もう、止めましょう。(2016/10/3)

FEST