30期の酒寄です。柴又に住んで15年になります。
楽友の先輩方を、愛する柴又にご案内したいと思っていましたところ、お花見会のお話をいただきました。4月3日、10時に柴又駅前に集合し、まずは寅さん像の前で記念写真。汗ばむほどの良いお天気の中、15分ほど歩いて寅さん記念館へ。柴又地区の気軽な足である三輪自転車タクシー・シクロポリタンの乗り心地もなかなか良かったようです。
寅さん記念館では、実際に使われた映画のセットを見たり、柴又と金町の間を明治32年から大正2年まで走っていた帝釈人車鉄道の再現客車に乗り込んだりしました。
寅さん記念館からエレベーターで上がると柴又公園。江戸川が見渡せます。柴又公園のソメイヨシノはほとんど終わりでしたが、桜吹雪が心地よかったです。まだ、盛りの枝垂桜が綺麗でした。
その後は、山本亭へ。こちらは、カメラの部品を作っていた山本工場の経営者の住居として大正末期に建てられた和洋折衷の建築です。座敷から眺める日本庭園も素敵でした。
3分ほど歩くと映画でもおなじみの柴又帝釈天。正式には経栄山題経寺(日蓮宗)といいます。お堂の周りは、ぐるりと法華経説話彫刻で飾られています。
食事は、参道にある川千家さんで、〆はうな重でした。ゆったりとしたお座敷で、心ゆくまでおしゃべりを楽しみました。川千家さんのご主人(葛飾区三田会会長)は、楽友9期でプロの指揮者として活躍された故大野洋さんと仲が良かったとのことで、思い出話に花が咲きました。
帝釈天の参道には、お団子屋さん、飴屋さん、つくだ煮やお漬物のお店、おせんべい屋さんなどがあります。ぶらぶら歩いて、柴又駅で解散しました。
良いお天気で、のんびりした柴又をご案内できて良かったです。
みなさんも、どうぞ柴又に遊びに来てください。
参加者:
佐々木高(3期)、下村延久(6期)、遠藤琢雄(7期)、峰岸篤子(8期)、豊岡守紀(8期)、
舟山幸夫(8期)、渡辺紀和(9期)、森脇恵子(10期)、小林 章(10期)、内藤哲夫(11期)、
清水康昭(12期)、冨田陽子(14期)、林みつえ(20期)、阪本 操(20期)、佐藤節子(20期)、
市田正英(20期)、同夫人、酒寄由子(30期)、佐治悦子(30期)。
楽友30期 ソプラノ 酒寄由子(高木)