もちろん演奏もハンパではない。何よりも深い情熱がみなぎっている。合唱経験と交友の長い人たちの集まりだし、日頃から優れた厳しい指導者のもとで練習を積み、曲の内容をよく勉強して演奏に臨むから、都内アマチュア合唱団の中でも屈指の存在となっている。
BACH COLLEGIUM JAPANの中心人物を主とした指導陣も一流である。その人たちが発声や合唱法を指導し、本番では自らソロを歌う。特に指揮とアルトを受けもつ青木洋也氏は若手とはいえ、今や国際的な高い評価を受けて世界各地の演奏会に招聘されるカウンター・テナーの名歌手である。