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J. S. Bach「マタイ受難曲」演奏会

編集部(小笹和彦)


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楽友会のOBGが主体となって79年に創始した「東京スコラ・カントールム」という合唱団がある。「宗教音楽」を歌い続け、演奏会の純益一切を社会的意味での「小さな人々に」捧げている一種のNPO団体でもある。その献金総額は31年間の累計で約4千万円になろうとしている!

もちろん演奏もハンパではない。何よりも深い情熱がみなぎっている。合唱経験と交友の長い人たちの集まりだし、日頃から優れた厳しい指導者のもとで練習を積み、曲の内容をよく勉強して演奏に臨むから、都内アマチュア合唱団の中でも屈指の存在となっている。

BACH COLLEGIUM JAPANの中心人物を主とした指導陣も一流である。その人たちが発声や合唱法を指導し、本番では自らソロを歌う。特に指揮とアルトを受けもつ青木洋也氏は若手とはいえ、今や国際的な高い評価を受けて世界各地の演奏会に招聘されるカウンター・テナーの名歌手である。

だからこの合唱団の「マタイ」は最高だ。編者も何回か聞いたことがあるが、会場ですすり泣く人の声を耳にしなかったことはない。一聴を強くお勧めする次第である。

今回はこの情報を見た先着10名の希望者に限り1千円の割引がある由。つまり、学生なら1千円で聴ける。お申込みは編集部(オザサ)経由で、メールに「氏名と期」を明記してどうぞ。

   日時: 2010年3月27日(土)/14時開演
   場所: ウェスレアン・ホーリネス淀橋教会
(大久保駅から徒歩1分/新大久保駅からは3分)