楽友三田会合唱団

雨の中「楽友三田会」有志が養護施設を慰問

舟山幸夫(8期)

去る6月28日(日)、梅雨時特有の大雨の中、楽友三田会有志が青葉台の養護施設「桜湯園」の誕生会にヴォランティアとして参加し、おなじみの「谷間の教会」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「希望の島」「夏の思い出」他、源田俊一郎編曲の「ふるさとの四季」から「故郷」など14曲を池田龍亮君(11期)の指揮・平岩政子さん(15期)のピアノ伴奏で1期の橋本曜さん以下、男性10人、女性14人で歌ってきました。

この催しは、14期の井尾稔子さんの図書館学科時代の友人・玉木美智子さんが同施設に勤務されており、井尾さんの合唱活動を聞き「一度施設で歌ってほしい」との要望が出され、井尾さんが三田会合唱団を中心に参加者を募り、当日の実現に至ったものです。

合唱ヴォランティアに関しては「スコラ」のメンバーが中心になって毎夏「榛名の養護老人ホーム」等で奉仕されていますが、楽友会での本格的な活動は今回が初めてかな?(違っていたらご指摘ください。)

合唱団の名称は「コーロ・レインボー」。歌う側と聞いてくださる方々との心を「虹のようにつなごう」との気持ちで14期の矢島和子さん(同じく図書館学科卒。残念ながら当日は体調不良で不参加)が命名したものです。名前のごとく、池田君の名指揮振りもあって多くのお年寄り(何と最高齢は102歳!)が楽しそうに唱和してくださいました。音楽の素晴らしい力をメンバー一同が感じとることができました。

終わったあと懇談では、お菓子と共に、多くの入居者の方々から喜びの声をいただきました。我々も立場が変わるまで(?)元気に歌い続けていきたいものだと決意を新たにして雨の中、辞去。青葉台の駅前で喉を潤し解散しました。また機会があったらこうした催しに参加したいものです。尽力されたメンバーに感謝し報告といたします。