リレー随筆コーナー

ゴルフ仲間と


佐良土雅文(16期)


現在、楽友三田会の3期〜20期のメンバーやその仲間たちと月1回「mmc会」と称してゴルフコンペを開催しているので紹介します。

場所は富士御殿場ゴルフ倶楽部で、きっかけはここの会員となっている友人同士で何回かプレーをしているうちに、周りの楽友三田会の人たちの中で会員になっている人がまだまだいることがわかりました。それだったら定期的にに集まってコンペをやろう、ということになって今では19名のエントリーメンバー(本格的に取り組んでいる人もいれば、同じ料金を払うのであれば少しでも多く打とうと思っているらしい人やら実力も様々)のうち都合のつく人たち3〜4組で霊峰富士の下、景色をみる余裕もなく楽しくワイワイとやっています。毎年7月からシーズンスタートし、1月2月の厳冬期は冬眠して3月再開6月までというサイクルで過去3〜4回荒天や東名集中工事のために中止したことがありますが、6年くらい前から続いています。ここ何回かは前後の日が大雨でコンペ当日だけが好天に恵まれるといったラッキーな会もありました。


富士御殿場ゴルフ倶楽部

コンペのモットーとしては、「なるべく多くの人に表彰の機会を!」「弱者にも愛の手を!」ということで、通常のコンペルールを一部無視して、実力も様々な集団向けにヘタな人でもそれなりに表彰をするようなシステムになっています(ゴルフを知らない方の為に一部用語解説を載せてあります)。

そのために表彰対象は、1〜3位、ブービー、大波、小波、ニアピン、ドラコンといった一般的なものの他にコンペのモットーに基づいた特徴的なものとして、「ドラ短」と呼んでいるドラコンの反対で第一打がフェアウェイの中で最も飛ばなかった人のための賞(これは特に非力?な女性のためのものですが、「オレにもチャンスをよこせ」と、ある男性先輩のプレッシャーにより設けたものです)や、順位決定においてハンディキャップ調整後のスコアが同じ場合は元の打数の多い方(ハンディキャップが多い方)さらに年長者を優先、或いは順位賞以外の受賞権利は2つまで(独占禁止法と呼んでいる)といったものを設けています。さらにハンディキャップは毎年6月に前年の実績や優勝回数などを考慮してリセットしますが、毎回1〜3位入賞者およびアンダーパーの人は大幅にカットし機会均等化を図っています。さらに最近始めたものとして(実は資金源確保のためなのですが)、前半後半の最終ホールそれぞれで、最終パットを行った人から協力金(罰金?)をいただく、というものです。通常パットはカップから遠い順に行い、近くまできたらOKと言って最後までパットをしなくてもいい様にしますが、最終ホールではたとえカップの縁で止まっても1cmでも近いと最後になるのでなるべく一発で入れないといけません。

こんな特殊ルールをいろいろ設けながらのプレー後は皆でクリームあんみつを食べながら時には褒め、また悪口を言い合って表彰式を行いうのがいつからか恒例になっており、楽しくもあり平均年齢70ン才のジジババ軍団が一斉に同じものを食べているのは異様な光景です。

また、今月下旬にもありますが天気の良いことを願い、たまには富士山や芝生の緑を楽しめる余裕を持ちたいと思っています。

佐良土雅文


【用語解説】
ブービー:ビリから二番目
⇒シーズン終盤にはハンディキャップが少なくなった実力者がなる傾向がある。

大波:後半に大幅に打数を改善
⇒ 過去最大は16打改善。

小波:前半と後半の差が最も少ない(最小は1)

ニアピン:ショートホールの第一打がグリーンに乗ったうちピンに最も近いもの
⇒ ピンには程遠いけど一人だけ乗ったので、なんてこともよくある。

ドラコン:決められたホールで第一打を最も遠くまで飛ばした人
⇒ 通常は飛ばす人に決まってしまうので、フェアウェイ上でなければならない、という前提を利用し狭いあるいは傾いているといったホールを対象にし、ただ飛ぶだけではダメなように配慮しているため、時には番狂わせがある。

リレーの引き継ぎ先ですが、44期の長崎亮君に頼みました。

(2017/10/15)

    


編集部 今晩、2通目の原稿です。ウハウハ!!オザサ主幹が「何事が起こっているのだ?」と考え込んでいるかも知れない。北朝鮮のロケットが飛んでこないように祈りましょう。

佐良土君のゴルフを見たことありませんが、高ーい球を打つのでしょうね。(10/15・かっぱ)


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