Editor's note 2018/1


旧ブルボン宮 (パリ)

 年頭の一枚  1990年6月にコンコルド橋のたもとからセーヌの河岸をチュイルリー公園の方に歩き、旧ブルボン宮とコンコルド橋とエッフェル塔がファインダーに収まるような場所を探しました。この場所のこの角度が「絵になる」とシャッターを切りました。今だったらデジカメですからフイルムの心配なくパチパチ撮ってくるところですが、当時はハーフサイズのオリンパスペンをポケットに入れながら歩き回ったのです。2枚か3枚しか撮っていません。

この写真だけが水上バスも運よくファインダーに入りました。

この建物は1720年代の建立です。でも、ピカピカです。ルイ14世の庶子であったLouise-Francoise de Bourbon (1673-1743)のために建てられた宮殿です。

後には下院の国民議会議事堂に使われていました。

エッフェル塔も初めて「年頭の一枚」に入りました。でも、わたしが描きたかったのは、実は「木の葉の影」だったのかも知れません。2017年暮も押し詰まってやっと描きました。
 


 

 2018年とは 慶應義塾楽友会の前身、「音楽愛好会」が新制高校慶應義塾高校に創立されたのは1948年6月です。満70年の目出度い古希の年であります。

楽友三田会ホームページは、2008年7月に公開しました。やがて、10周年を迎えます。オザサ主幹の声掛けによって、爺さんコンビでここまで続いてきました。こんな後期高齢編集部はギネスものです。

頑固な編集部だと自分で分かっていますが、これは全楽友のサイトです。皆さんからの情報提供、投稿により成り立っています。70年の幅を持つ全楽友のオフィシャルサイト「楽友」を盛り立ててください。(2018/1/7・わかやま)

  


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