Editor's
note 2017/7 |
|
■■■■■■■ |
およそ1世紀前:「十五夜お月さん」「七つの子」など、数々の名曲を生んだ三人の音楽家、宮城道雄(筝曲)、本居長世(作曲)、吉田晴風(尺八)が、それまでの邦楽だけの日本音楽界に洋楽を融合させ、彼らの作品を世界に広めようと海外にまで演奏旅行に出かけました。
言葉が通じなくても、音楽は世界に通じる。 日本人の心を外国語で表現するのは難しくても音楽で表現することができる。 先人は「世界から見た日本」を見て、日本の伝統音楽と海外の音楽を融合させた新しい日本の音楽を世界に発信することで、日本の伝統音楽、楽器を守り、世界に広めようとしました。 本居長世の代表曲: 知らない曲、歌ったことのない曲は無いでしょ? 箏と尺八の二重奏曲: は、宮城道雄(筝)と吉田晴風(尺八)のVictorレコード(1930年)で聴いたことがあるはずです。新年が明けるとラジオから必ず流れて来ました。 1929年に日比谷公会堂で初演されたといいます。 ⇒ 春の海(mp3) ■ ■ ■ ■ ■ |
この度:そんな明治生まれの音楽家が行った「新日本音楽大演奏会」を100年ぶりに復活させ、彼らの想いや志を演奏とともに伝えていこう、というプロジェクトが企画されました。 新日本音楽大演奏会リバイバル |
|
このリバイバル企画の実行委員会を立ち上げたのは、菱倉宣子さん(本居長世曾孫)と吉田長生さん(吉田晴風曾孫)であります。宣子さんからお知らせメールが届きました。 宣子さんは、古い方はご存知の大橋巨泉とザ サラブレッズで有名なジャズドラマー、池貝政俊さんの姪にあたるのです。 |
|
6月17日の神奈川県西部、静岡県の「神静民報」に記事が書かれました。宣子さんからメール添付で送られてきました。 ⇒ 神静民報(pdf) (2017/7/7・かっぱ) |
|
|
|
|