@「編集後記」より |
皆川 達夫
石川 博子
川島 修
松延 貞雄 |
A若きカイケイの悩み―未納金者に捧ぐ― |
松本 栄一 |
B会計係は憎まれ役 |
下村 延久 |
C百聞は一見にしかず |
須藤 武美 |
D今だから話そう |
土居 範久 |
E会計係気質むき出しの記 |
日野原万里子 |
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創立当初から「総務」「会計」「楽譜」「練習」「渉外」「会誌」「ステマネ」の7係が、楽友会運営の土台となっていました。それを統括するのが「幹事長」。これらを総称して「幹事会」といいました。自民党は「幹事長」、社会党と共産党は「委員長」。これで楽友会の思想的傾向が分かるでしょう。
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ホントはこのシリーズを「幹事のぼやき」としたかった。それを在庫の32冊から一所懸命探ったのですが、結局それらしいものは以上6編のみ。しかも「ぼやき」をオブラートに包んでの、水飴付きのやわな提言となっており、何が「鬼のザンバ」だ「金太郎の栄ちゃん」だ「アマゾネス軍団の万里ちゃん」だという感じです。
楽友会の皆さんは、つまるところ心やさしい淑女と紳士。あまり辛口の「ぼやき」を呟いたり、凄みをきかしたことばで恫喝したり、後ずさりしながらワンワン吠える、なんていうことはなさらないのでした!
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とはいえ「会計係」の悩みは尽きないようです。「奨学金」ですら返さぬ輩がいる、ということがよくマスコミの話題になりますが、楽友会でも、会費を払わなかった輩が、自らを豪傑視する風習があるようで、これに対して係の苦情が相次ぐのは当然です。昔のことは時効として、とり急ぎ今年度の「楽友三田会費」支払いをご確認ください。
●「練習係」のクレームがないのも意外でした。自由投稿文には「遅刻」、「無断欠席」、「練習中の私語」に対する批判が相当数載っているのですが、係からの正式な発言は見当たりませんでした。諦めの境地でしょうかねー。けれどもこれは、昔も今も、三田でも日吉でも繰り返されている、楽友会普遍の課題と思われます。あえて、須藤君の建設的提言を転載いたしました。
●「ステマネ」こと「ステージ・マネージャー」も表には出ないが、演奏会になくてはならぬ重要な存在。その貴重な体験談を土居君(9期・前掲文/後、工学部教授となり、96年に楽友会第8代会長に就任)と末続 靖君(12期・「楽友」25号/66年1月)が披露しています。奇しくも二人とも工学部に在学中のことでした。当時の工学部は小金井にあり、あまり練習に参加できなかったことから、裏方に徹してくれたものと思います。本当にご苦労さまでした。
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HP「楽友」は、こうした裏方の存在を「ユメユメ忘れる」事はありません。列記して顕彰したいのですが、残念ながら記録不備な状態が続いています。(09年4月19日)